2015年3月31日火曜日

架設概要

今回は、架設全体の流れを説明します。

3号橋・4号橋ともに同じ架設工法で行います。

●側径間・ベント組立及び地組立
 側径間のベントを組み立てて、その上に工場で製作した橋桁を地組立します。

●側径間・ステージングジャッキアップ架設
 地組立した橋桁を所定の高さまで、ジャッキアップします。

●側径間・縦送り
 ジャッキアップした橋桁を縦送りし、橋脚上まで移動します。
 
●側径間・ベント組立~地組立~ステージングジャッキアップ架設~縦送り
 同様に、反対側の側径間の架設を行います。

●中央径間・ベント組立及び地組立
 中央径間のベントを組み立てて、その上に工場で製作した橋桁を地組立します。

●中央径間・支点上橋桁地組立
 地組立した橋桁の上に、支点上の橋桁を組み立てます。


●中央径間・ステージングジャッキアップ架設(1回目)
 組立た橋桁を所定の高さまで、ジャッキアップします。

●中央径間・支点上橋桁縦送り
 支点上の橋桁を縦送りして、側径間の橋桁と接合します。

●中央径間・ステージングジャッキアップ架設(2回目)
 残った中央径間の橋桁を所定の高さまでジャッキアップし、支点上の橋桁と接合します。

●ベント解体・ジャッキダウン
 ベントをクレーンで解体できる高さまで、ジャッキダウンします。ジャッキダウン後、ベントをクレーンで解体します。
 橋桁も所定の高さまでジャッキダウンします。


現在は、3号橋の中央径間で、支点上の橋桁を地組立している最中です。6日に中央径間のステージングジャッキアップ(1回目)を行う予定です。
地組立完了(3号橋 P2~P3間)

2015年3月19日木曜日

工事概要



湾岸道路本牧地区3・4号橋工事は、東京湾岸道路の建設工事の一環であり、横浜ベイブリッジの本牧ふ頭側のアプローチ部に位置します。上層部が首都高速湾岸線、下層部が湾岸道路の2層構造の区間で、上層部が供用している限られた桁下空間での施工となるため、大型ジャッキを使用して橋桁ブロックを一括で押し上げて架設する「ステージングジャッキアップ架設工法」を採用し、架設作業の効率化と供用している上層部への安全に配慮しています。

工事概要図

2015年3月18日水曜日

東京湾岸道路 概要

●専用部

東京湾岸道路は、東京湾周辺の横須賀、横浜、川崎、東京、千葉、木更津および富津等の諸都市を連絡する延長約160kmの幹線道路であり、内陸部の交通混雑の緩和を図るとともに、湾岸に立地する諸都市、諸施設の機能の効率化に資することを目的とした道路で、自動車専用道路と一般道路で構成しています。
一般道路は、一般国道357号、14号、16号で構成されており、このうち一般国道357号は、千葉県千葉市~神奈川県横須賀市までの延長約 92 kmで、神奈川県区間は 35.1 kmとなっています。

●一般部

横浜市磯子区新磯子町~金沢区福浦町間については金沢埋立地の関連事業の進捗に合わせて、一般国道の道路事業を昭和52年度より実施し、平成11年までに8.0kmを暫定供用しています。
また、金沢区八景島が平成5年5月に開園し、それにあわせ、福浦~八景島間1.2kmを平成5年4月に供用し、さらに川崎区東扇島地区3.0kmを平成6年12月に供用しました。また、平成11年7月磯子区内の3.0kmを暫定供用し、また同区間内を平成13年10月に4車線化し、平成16年度4月に横浜ベイブリッジ一般部2.2kmを2車線供用し、総延長14.4kmを管理してます。
(国交省関東地整横浜国道事務所 HPより引用)
東京湾岸道路(横浜ベイブリッジ上空)「国交省関東地整横浜国道事務所 HPより」
標準断面図国交省関東地整横浜国道事務所 HPより」

●当工事の施工位置

2015年3月10日火曜日

ブログ開設しました

工事を開始して約2ヶ月が経ちました。
3号橋で1回目のステージジャッキアップ架設が終了したのを機にブログ開設しました。

ジャッキアップ前(P3~P4間)
ジャッキアップ後(P3~P4間)
これから、当現場の紹介をしていきたいと思いますので、鋼ご期待!!